失われた88時間:世界記録の代償 / Hidden Brain

Hidden Brain は、科学と物語の力で、

われわれの隠れた行動パターンを明らかにするラジオ番組です。

ホストはNPRのShankar Vedantam(シャンカー・ヴィダンタム)。

今回の音声はコチラ!

イントロダクション:不眠の世界記録は、264時間!

今回のエピソードは、今から50年前に11日間の不眠ギネス記録を達成した少年の物語。公式ページのイントロダクションです。ボキャブリストに目を通して、英語 → 日本語でざっと読んでみましょう!

VOCABS
  • all-nighter [オールナイター]・・・夜通しの、寝ずの
  • stunt [スタント]・・・離れ業
  • haunt [ホーント]・・・出没する

Staying up until the early hours of the morning with friends. Skipping sleep to prepare for an exam. These are fairly standard aspects of student life for many young people.
But these sorts of all-nighters pale in comparison to the stunt Randy Gardner pulled when he was 17.
“You don’t need sleep. That was the thinking in the 1960s, and that was the thinking I had,” said Randy Gardner.
In 1963, Randy stayed awake for eleven days — breaking the world record for going without sleep. Today, at 71, he offers his wisdom about staying up past your bedtime — and describes how his teenage stunt came back to haunt him decades later.

明け方まで友達と過ごす。試験のために、寝ずに勉強する。これらは多くの若者にとって、学生生活のよくある光景でしょう。
しかし、17歳のランディー・ガードナーがやってのけた離れ業にくらべると、これらの夜更かしなんて大したことありません。
“睡眠なんて必要ないっていうのが、1960年代の考え方でした。ぼくもそう考えていました” ランディー・ガードナーは言います。
1963年、ランディーは11日間眠らず、不眠の世界最長記録を更新しました。
現在71歳になった彼は、就寝時間にベッドに入らないことについて、いくつかの見識を持ち合わせています。彼が語るには、十代の無謀な企みは、数十年ののちになってふたたび目の前に現れ、彼を呪い続けたのです。

(公式サイト より引用と翻訳)

ラジオそのまえに:聴き取りのポイントとキーボキャブ

ホストのシャンカーが、サンディエゴに住むランディ・ガードナーに会いに行くところから今回のラジオは始まります。1959年にニューヨークのラジオDJが巻き起こした不眠記録挑戦のムーヴメント、1963年にランディが世界記録を作り、時の人となるまでが前半。後半は、そのランディが50年後、愛猫の死をきっかけに不眠症になったことが語られ、神経科学者で眠りの専門家であるマシュー・ウォーカーが、睡眠は「寝溜め」が効かないという研究結果を引き合いに出しながら、ランディの身に起こった出来事を紐解いていきます。

本編のキーになりそうなボキャブラリーは、こちら!

KEY VOCABS
  • insomnia [インソムニア]・・・不眠症
  • do the math [ドゥー ザ マス]・・・計算をしてみる

ラジオそのあとに:睡眠は食事ではなく、呼吸のようなもの

人間の脳は、失われた睡眠時間をあとから補填するような能力、つまり「寝溜め」の能力を持ち合わせていない、というのがマシューの主張でした。平日に5時間睡眠を続けて、休日に10時間眠ったとしても、いちど脳が受けたダメージは回復しないというわけです。

おまけVOCABS
  • defy  [ディファイ]・・・ものともしない、公然と反抗する
  • tongue cancer [タン キャンサー]・・・舌がん

プレーヤーに戻ってラジオを聴く!

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