お金は語る:ボイコットとバイコット/ Hidden Brain

Hidden Brain は、科学と物語の力で、

われわれの隠れた行動パターンを明らかにするラジオ番組です。

ホストはNPRのShankar Vedantam(シャンカー・ヴィダンタム)。

今回の音声はコチラ!

イントロダクション:お金は自己表現の手段?

公式ページのイントロダクションです。今回は長め。ボキャブリストに目を通して、英語 → 日本語でざっと読んでみましょう!

VOCABS
  • encourage [エンカレッジ]・・・勇気づける
  • disillusion [ディスイリュージョン]・・・幻滅させる
  • moral value [モラル ヴァリュー」・・・道徳的価値観

Americans have long expressed their political views with their wallets, but in recent months, this phenomenon has made national news. A campaign called #grabyourwallet has targeted brands affiliated with Donald Trump. And the Trump camp has responded in kind, with one of his closest aides encouraging people to support his daughter Ivanka’s brand.
Neeru Paharia is a researcher at Georgetown University, and she says this kind of economic activity can make us feel powerful.
“It seems like people are a little fed up and disillusioned with conventional political channels,” Paharia says. “In the absence of that legitimacy there has been sort of a rise in political consumerism.”
We might think that we use money mostly to satisfy economic needs, but Paharia has found in her research that we often aim to satisfy psychological ones — whether that means driving a fancy car to show off our social status, or buying coffee at the local shop instead of a chain to express our moral values.

アメリカ人はこれまでも長いあいだ、ものを買ったり買わなかったりという購買活動を通じて自身の政治的な価値観を示して来ましたが、最近になってこの現象が、大きなニュースになっています。#grabyourwallet のハッシュタグで表明されるキャンペーンでは、ドナルド・トランプが関わっているブランドが不買運動の標的になりました。トランプ陣営では、トランプの側近のひとりが策を打ち出し、娘のイヴァンカのブランドを購買促進することで対抗しました。
ジョージタウン大学のニュール・パハリアは、これらの購買・不買活動を通じて、消費者は自分たちの影響力を感じることができる、と語ります。「人々は、従来の政治番組の物言いや主張に、幻滅と呆れを抱いています。そして、それに対して自分たちの消費活動で反応しよう、という機運が見られます」
お金を使うのは、主に経済的な欲求を満たすためだとわれわれは考えがちです。しかし、パハリアは研究のなかで、人は心理的な欲求を満たすためにもしばしばお金を用いることを突き止めました。社会的な地位を見せびらかすために高価な車を転がすのも、コーヒーを飲むときに大手のチェーン店ではなく、あえて地元の小さなお店を選ぶのも、心理的欲求を満たす購買行動の一例です。

(公式サイト より引用と翻訳)

ラジオそのまえに:聴き取りのポイントとキーボキャブ

買い物は経済的なモノの移動にとどまらず、自己表現の方法だ!」というのが、今回のテーマです。ゲストのニュール・パハリアは、コーヒーを飲むときにスターバックスのような大手チェーンではなく、あえて地元のローカルショップを選ぶ心理を例として取り上げます。また、後半では企業が創業のストーリーを語ることについて、人々は単に製品(プロダクト)を買うのではなく、その背景にある企業の物語に共鳴していることを、購買行動を通じて示しているのだと指摘します。

本編のキーになりそうなボキャブラリーは、こちら!

VOCABS
  • underdog [アンダードッグ]・・・負け犬、弱者
  • narrative [ナラティヴ]・・・語り、物語
  • political situation [ポリティカル シチュエーション]・・・公共の情勢、政局

ラジオそのあとに:消費者は商品を買うのではなく、物語を買うのだ

How I Built Thisで取り上げたばかりのFramebridgeや、ベン&ジェリーズ、インスタグラムでも、創業者はみな「ビジネスを始めた動機と、軌道に乗るまでの苦労」を語ります。消費者を味方につけて、社会を変えるような大きなムーブメントを起こすには、わかりやすく、思わず応援したくなるような語りがとても有効なようです。

VOCABSおまけ
  • rational [ラショナル]・・・理性的な、合理的な
  • attribute [アトリビュート]・・・〜に備わっている、性質
  • competitor [コンペティター]・・・競争相手

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